デリーは雨季が終わり、暑さがぶり返しています。
最高気温は35℃前後です。
昨日は最高に楽しかったのに、今日は全然楽しくない。
昨日は何もヤル気が起きなかったのに、今日は俄然ヤル気がみなぎる。
インドでの生活はそんな日々の繰り返しです。
今日の午後、食料品を買いに行きました。
デリーのレジ会計は長い。原因はレジがチンタラなんです。
私はこのご夫婦の後ろで、じっと我慢の子であった。
見ていると、旦那さんがクレジットカードを差し出すも、どうも処理できないご様子。
店員さんは他のレジ仲間に「そっちのレジでカード処理できるか?」
と聞いている。
でも他の2カ所のレジは「できない」とツレナイ返事。
「他のカードか、奥さんはクレジットカード持ってませんか?」と聞いているようだが、お持ちでないよう。
原因は不明だがカード処理ができず(コレ私はよく経験します)、
ご夫婦は「どうなってんねん!」と怒って商品をレジに置いて帰っていった。
残された商品はカートの中に戻され、レジのお兄さんがシャーッとカートを放り出した。
私、恐らく10分は待ってたはず。
これが放り出された哀しみのカート↓
その後ラジパトナガルへ久し振りに行った。相変わらずの汚さ。
でもこれがリアルデリー。そんなことは百も承知のすけ。
ラジャスタン州産のブロックプリントのスカートを見ていたら、
「買わなくてもいいから見るだけ見てってー」と誘導され、
ビビリながらも細い階段を上る。
狭い店内に客私1人に対し、店員男性約10人。
みんなが私を狙ってる(そんな訳ないけど…)。
ミルクティーを出してくれそうになるも、睡眠薬入れられたら…なんて怖いこと考えて、丁重にお断りする。
クジャクの羽のような柄のスカートを見つけ、鏡に合わせてみる。
日本では着れない派手派手さ。でもカワイイかも。
かなりのロングスカートで床につく長さ。
スカートの丈の長さは15分で無料で調節してくれると言う。
日本語が喋れる店員さんで話も弾むが、その後値段を聞いてビックリ。
3500ルピー(約5250円)!?
わーお、冗談はヨシコちゃん!!
おいおいこんなローカルマーケットで、しかもこんな怪しいお店で。
ボッタクリもいいところだ。私はカモだ。
「高いよ!!私は貧乏だから、ごめんなさいねー」と笑顔で店をあとにする。
「50%オフにするから安いよー!」
って追いかけてきたが、その手は桑名の焼き蛤。
私、実はお財布に入ってた現金、わずか250ルピー(約375円)。
いつもこんな感じ。
日本にいる時と変わらない。使う時に使う分だけ銀行でおろす。
小腹が空いて家に戻り、賞味期限切れインド日清カップヌードルを食べる。
ダシが入ってないので、中華ダシを追加して。
ダシ入れれば、辛いカレー味カップヌードルになる。
辛さで鼻水が止まらない。
中華ダシもさることながら、インドのマサラに恐れ入りやの鬼子母神。